デンスケ就活日記

三十路だーなんて騒いでたのはいつのことやら、既に四十路が視野に入ってきている今日この頃。はい、無職でしたが、また働き始めましたよ

物価ってその国を表していると言う事を知ったほうが良い

どうも、デンスケ@更新をサボっていたわけじゃありません!

(現在物理的にちょっとネットにアクセスできないのでね)

 

さて、先日同僚と出張したときの話。一緒にいたのは日本人、中国人で、ドイツへの出張だったんですが、彼らはホテルに対して文句を言うわけです。やれスリッパがない、歯ブラシがついてない、Wifiが不安定、朝食の種類が少ない。そしてその割には値段が高い、と。しまいにはこんなサービスでは中国ではやっていけない、と騒いでいました。

 

普通に考えればわかりますが、これは完全に視点が中国との比較でまったく無意味。そもそも顧客のほとんどはヨーロピアンで、文化が違う。朝食はハムだ、パンだになってしまうのはしょうがないし、彼らが部屋でどう過ごすかわからないけど、靴で家に入る方たちですからあまりスリッパの需要もないでしょう。

 

何より物価がそもそも違うから、そこは単純比較しちゃだめだろっと思ったわけですが、驚いたのは中国人だけでなく日本人も少なからずこのように考えているということ。まぁ単純にそこはヨーロッパは高いよねー(純粋に物価が高い)というニュアンスで言っていたのかもしれませんが、思えばこういう話は良く聞く。これは完全に視点が自国に取り残されているからで、この辺何度海外に行ったとしても、自分の周りを自国グッズで塗り固めている人にはこの経済のありようは分からないでしょうね。

 

物価が高い高いって、道路を渡るときに車が止まってくれることだったり、ホテルのスタッフが挨拶してくれることだったり、あらゆる文化、経済活動の結果がその値段ですから。そして彼らは立派にビジネスをしてるわけです。勿論個人的に文句を言うのは何人も止められないのですが(私だって朝飯におにぎりが食べたいですよ)なぜそうなっているのかと理解するぐらいの頭は持っておきたいです。

 

国に限らず、人に対しても、この人はなぜ騒いでいるのか、問題を提起しているのか、面倒くさがらず背景、状況について考えていかなければならないと思った今日この頃です。

 

わっしょい